損する可能性?やってはいけない逆効果な節約方法

損する可能性?やってはいけない逆効果な節約方法

無駄づかいをやめてなるべく切り詰め、お金を増やすための「節約」。
「お金を増やしたいですか?」と聞かれて、「いいえ」と答える人は少ないのではないでしょうか。

そんな節約の中には「やってはいけない」逆効果になってしまう内容もあります。
せっかく節約に取り組んだつもりが、実は間違ったやり方だった。
無駄づかいを減らすのは大切なことですが、一歩間違えると大きなデメリットが発生することもあります。
節約生活を長く続けてお金を貯めるには、従来の常識を疑うことから始めるべきです。

せっかく節約をしていても、逆に損をしてしまったり、逆効果になってしまう事もありますので上手に考えて効果的に実行したいものです。
今回は、逆効果になってしまう「効果的ではない節約」にフォーカスし、そこを知ることで、効果的な節約につなげて行こうとの考えで書いていきます。

将来への投資を節約してしまうのは逆効果

自分自身のスキルや能力などを高めることで年収を上げることは可能です。
英語といった語学力であったり、資格試験に合格するというような行動に使う投資は削るべきではありません。
自分自身の能力的・人格的な成長あるいは美的洗練のために資本(資金)を投じること。あくまでも前向きな中期的、または長期的な観点で自分のためにお金を使う。
大学を卒業したら「勉強は終わり」ではなく、もっと社会のルールを学び、ビジネスチャンスを広げるスキルアップの勉強が大量にあります。

目標設定をせずに進める節約は逆効果

目標設定をせずにとりあえず節約をしている状態だと、ゴールもなくただひたすら頑張るのみになってしまいます。途中で息切れをしたり、投げ出してしまったり、反動で一気にお金を使ってしまったなんてこともありえます。
お金に対する興味が薄く何も考えずにいる方も同様です。
どのくらいのお金を貯金しようか何のためにお金を使おうかといった目標を立てようとしないため、手元にあるお金をすぐ無駄に浪費してしまいます。
お金を上手に節約している人は、将来のことを見ています。
将来、自分はこうなりたいという目標から逆算して「今何をすべきか?」を考えてから節約を実行すると良いです。

人間関係のお金をセーブすることは逆効果

できるだけ出費を抑えたい人にとって、人へのプレゼントやお祝いにお金を費やすのは気が進まないこともあるでしょう。
しかし、安物なプレゼントやご祝儀は少なめにとお金を渋ってはいけません。
感覚的な部分もありますが、相手の予想以上にお金を渋るとケチな人と思われたり、人間関係にマイナスになり逆効果になってしまうこともあります。
自己投資の次に賢いと言われるお金の使い方は「人間関係」への投資です。
お金を使っていろいろな所へ顔を出し、コツコツ人脈をつくっていけば、人に頼みごとができるもあります。

「まとめ買い」が逆効果になることも

たくさん買うことで1つの値段が安くなる「まとめ買い」。
1つの金額的に安く買えて、得した気分になるでしょう。
しかし、結果的には消費量が格段に増えてしまい、年間の消費量が倍になってしまったり…。実はこれがまとめ買いの盲点です。
節約の基本は、本当に必要なものを必要なぶんだけ買うことです。
誰しも欲しいものはたくさんあるものですが、欲しいという気持ちは日々変わっていくものです。
紙類や洗剤などの日用品は、単価があまり高くありませんから、安売りや特売でも値下げ額は数十円ほどです。
他より30円安いものを月に1回まとめ買いして、年間で360円です。
節約効果はほんの数百円ほどにしかなりませんので、消費が倍に増えてしまったら逆に損してしまいます。

食費を削りすぎるのは逆効果

節約をしようとする人が、真っ先に手をつけるのが「食費」です。
しかし、食費の節約はバランスが難しく、削りすぎても多くなりすぎても効果的ではありません。
栄養バランスが悪くなると、お肌の調子が悪くなったり、風邪をひきやすくなったりと、美容や健康にも支障をきたします。
また、食べたいものを我慢しすぎる食事は、ストレスにもなります。
これでは節約も長続きしません。
安いからと手軽なものやジャンクな食べ物ばかりに頼っていると栄養バランスが崩れ体調を崩す原因になります。
長年続けてしまうと恐ろしい生活習慣病になる可能性も無いとは言えません。
病気になると仕事ができなくなり、稼げずに医療費や日々の出費も増えてしまい逆効果です。

最後に

「損する可能性?やってはいけない逆効果な節約方法」ということで、がんばって節約しても、報われないのは残念なことです。
報われないどころか損をしてしまったり、逆の効果になってしまったり散々です。
せっかく節約するなら、無理なく大きな効果を期待できるところに手をつけ、本当の意味での節約上手を目指しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!