ついついやってしまいがちな節約のNGな考え方 5つ

節約をしている、と自分で考えていても、なかなか節約の効果を得られていない人も多いです。
「これ以上何をどうすればいいんだろう?」と困っているかもしれませんが、実は無意識しているNGな考え方のせいで効果が得られない可能性もあります。
自分では無意識すぎて、何がダメなのか理解していないことがほとんどなので、まずは考え方を見直すことから始めてみましょう。

節約をしていると自分を甘やかしてしまいたくなるもの

お金を貯めたい、日頃の生活を豊かに過ごしたい、そんな理由で節約をスタートさせているかもしれませんが、何かと我慢の多いものなので自分を甘やかしてあげたくなる時もあります。
もちろん、時々ならOKですが、意外に一度甘やかしてしまうと自分を甘やかす頻度が増えていった…という人は多いです。
自分の中では、きちんと節約しているつもりでも、仕事で嫌なことがあった時、疲れた時など、何かと理由をつけてついつい自分を甘やかしているかもしれません。

自分に対して優しくすることは大事なことですが、節約しよう!と決めた以上、優しいだけではお金は貯まらないです。
仕事も私生活もオンオフがあるからこそ、休日を楽しめて仕事を頑張ることができます。
節約も同じことがいえて、自分の気持ちにメリハリをつけられないと思うように節約が成功しません。

節約を失敗させるNGな5つの考え方

節約を行っていると、自分の中で「これくらいはOKでしょ」という感情が湧き起こってくることがあります。
その考えの良し悪しは自分で決める、というよりも節約に影響があるかないかで決めることが大事です。
ついついしてしまいがちな、よくない考え方をご紹介するので、フッと頭によぎったら衝動的に決めるのではなくて、一度立ち止まって「本当にいいの?」と自分と相談してみてください。

1.「来月埋め合わせする」と後払い感覚

節約を失敗してしまう人は、何かと物事を後回しにします。
「〇〇が欲しいんだけど、貯金してるうちに物が無くなったら困るから先に買っておこう」「今月は厳しいから、来月埋め合わせするとしてちょっとお金を使おう」といった考え方が代表的です。

欲しいものによって考え方は変わってきますが、本当に欲しいものなのか、節約を中断してまでも必要親なものなのかを考えてみましょう。
自分の趣味、生活用品、欲しいものは人それぞれありますが、節約をしている現状を考えると、そこにお金を費やしてOKなのかを検討しておかないと後々後悔することになりかねません。
また、来月埋め合わせをするから今月は貯金じゃなくて使ってしまおう、という考え方も非常に節約を失敗に招きがちです。
例えば次の月にボーナスがあるのであれば話は別ですが、通常運転であれば今月の穴埋めをするために来月もっと頑張らなくてはいけなくなります。
でも、人ってそんなに余力を残して生きていません。
その時々を一生懸命に過ごしているので、結局埋め合わせはできないんです。
一度だけなら良いですが、何度も繰り返していくうちに、そもそも節約していたことすら忘れてしまいます。

2.「たまにはいいよね」と衝動買い

特に女性に多い考え方ですが、ストレスが溜まった時や自分にご褒美をあげたい時、何かと買い物をしてしまいがちです。
買い物をすることで、ある種の満足感や幸福感を得られるため、タイミングがあれば自分のためや人のために物を買う人って結構います。
節約中でも似たようがことがいえて、日頃我慢をしているから「たまにはいいよね」という感覚で、買い物をするのです。

多少の買い物であればOKですが、ちょっと高い物を買った、特に欲しいと思ったわけではないけど衝動的に買ってしまったという場合は単純にお金の無駄遣いに直結します。
衝動買いをしやすい人は、その分節約効果が得にくいです。

3.「付き合いだから」と外食が週の半分以上

会社勤めをしていると、ランチに誘われたり何かにつけて外食の機会が多いです。
全部を断るのも悪いな…と思うから、誘いをOKするようになって、気づけば週の半分以上は外食していた、という人も節約を失敗しやすいといえます。
食費は非常に節約できる大きな要にもなっているので、その点が改善できないのであれば、なかなか節約を成功させるのは難しいです。

「でも会社の付き合いだし…」と思うかもしれませんが、毎日弁当を持ってきている人というイメージをつけておけば、ランチに誘われることもありません。
飲み会も3回に1回出るくらいの感覚でいることによって、断るストレスが軽減されます。
「付き合いが悪い!」と言われるような社会ではなくなっているので、節約中は自分のペースで動きましょう。

4.クレジットカードは魔法のカードだと思っている

大人であれば1枚はクレジットカードを持っています。
上手に使えば、ポイント利用や現金がない時の助けになりメリットも感じられる物ですが、きちんと「今はお金を払わなくていいけど、後々必ず払うもの」として認識していないと、知らぬ間に使いすぎてしまう人も多いです。
お金を持っていなくても簡単に決済できてしまうので、どんどんカード払いをして次の月に高額請求がきてしまった!というのはよくあります。
節約をしているのに、カード代が高額になれば本末転倒なので、クレジットカードの利用は控えてください。
もしくは、節約しながらでもこの程度ならカード代にまわせるということであれば、可能な範囲内で使いましょう。

5.ちょっとお金が貯まったらすぐに資産運用

明確な目標を持たず、とにかく手元に資金を残したいと思っている人は、比較的「お金があったらもっと増やしたい」と思うことが多いです。
節約で得たお金を自分の暮らしを豊かにするために使用するのではなくて、もっとお金を増やすための資金として利用する人もいます。
多くが資産運用を検討し始めて、株だったりFXだったりにチャレンジする人も少なくありません。
確かに、資産運用は自分でお金を増やす大きな方法でもあります。
ただ、確実に大丈夫!絶対増える!ということは言えませんし、場合によってはマイナスになる可能性だってあるのです。
節約で得たお金は水の泡になることもあるため、ちょっとまとまったお金が貯まったら資産運用しようと安易に手出しするのは注意しましょう。

まとめ

NGな考え方を変えて自分の生活をより良いものにしよう
節約を成功させるためには、節約ができる行動をすることも大事ですが、節約が失敗しないように普段から意識を持っておくことです。
良かれと思ってやったことでも、NGな考えだったりするので、行動する前に一拍置いて考えるクセをつけてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!